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資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

当社グループは、今後の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指すべく、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた基本方針を策定いたしました。

 

中期目標

中期経営計画の最終年度に向け、収益力の強化と「ROE 8.0%以上」を軸とした資本効率経営を推進し、持続的な株主価値の向上を実現します。2025年9月期実績から2028年9月期に向け、売上高を101億円から113億円へ、営業利益率を5.0%から7.0%へ、ROEを7.8%から8.0%以上へと引き上げる計画です。
一見するとROEの向上幅はわずかに見えますが、目標達成には「事業本来の稼ぐ力」を一段引き上げる必要があります。

ROE現状分析:実績と実質

2025年9月期の公表ROEは7.8%ですが、これには一過性の要因が含まれています。そこで、M&Aに伴う買収関連費用や特別損益などを調整し、事業本来の収益力を示す「調整後ROE(実質)」を算出したところ、実態は6.0%となります。
つまり、2028年9月期の目標「ROE 8.0%」の達成は、実質6.0%から2.0ポイント引き上げる本業の収益力向上を伴ったコミットメントであることを意味しています。

目標ROE達成に向けた現状認識と対応方針

実質6.0%から8.0%への向上に向け、「収益性」「効率性」「資本構成」の3つの視点から施策を推進し、実質的な稼ぐ力を高めます。

1.売上高純利益率の向上(収益性)

安定的なSES収益を基盤としつつ、コンサルティングなどの上流工程や自社ITサービスへ注力し、グループ全体の利益成長を牽引します。

2.総資産回転率の向上(効率性)

手元資金を「攻めの投資」へ配分します。戦略的M&Aや研究開発・事業開発へ資本を機動的に投入し、売上高の非連続な成長と資産回転率の最大化を並行して実現します。

3.財務レバレッジの適正化(資本構成)

財務健全性を維持しつつ、「累進配当」を軸とした安定的な還元と機動的な資本政策を組み合わせ、資本効率の向上と株主価値の最大化を図ります。

ROE 8.0%の達成とその先の成長に向けたロードマップ

1. 中期目標:ROE 8.0%の着実な達成

現中期経営計画で掲げる「ROE 8.0%」の達成は、投資家の皆様に対する当社グループの責務であり、必達目標です。資本効率を軸とした経営を徹底し、まずはこれを「揺るぎない土台」として築きます。

2. 成長のプロセス:質の伴った持続的な成長

当社グループにおいて、ROE 8.0%という目標は終着点ではありません。一過性のものではない、事業構造の質的転換を推し進める上での「一つの通過点」に位置づけられており、事業本来の収益力向上による実質的な資本効率を追求してまいります。

3. 長期的な展望:さらなる高みの追求

当社グループが描く成長の基本路線は、確立した経営基盤のさらにその先、長期ビジョンの実現に向けてさらなる高みを目指すことにあります。今後、継続的な利益成長を通じて、中長期的かつ持続的な株主価値の向上を牽引してまいります。

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